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2022 謹賀新年
三陸の北側を愛する皆様、あけましておめでとうございます。
年明け1発目のお仕事は例年通り、北三陸OUTDOORSはいったい何処へ向かうのか??言いたいことを書き綴る迷走作文から始まります。(笑)
今年は寅年。私は兎年。だからなんだ!!言いたかっただけです。
毎年恒例の元旦階上岳ラッセルトレーニングは今年はいったいどういう風の吹き回しか、豪雪地帯の弘前市街で雪かきとラッセルトレーニングをしていました・・(笑)。
北三陸OUTDOORSの屋号を持ち活動をはじめ、2年が経ちました。
冬は水の上とは離れて陸の上が主になりますが、なんとかかんとか生きております。
雪国でありながらも雪の降らない沿岸部の厳しさをひしひしと感じています。
この2年はベースを作ろうと、カヤックの可能性を探ろうと北三陸エリアをうろちょろとしていました。
なんとなく、世の流れに乗って、体験をベースにできないものかと考えていました。
多くの人にサービスを届けるためには、いかにしてハードルを下げるのか。
身軽に、気軽に、道具も必要ありません!!キャー、ワー、自然って楽しいね!!!
そんなイメージを少し頭の片隅に残していました。
しかし、いくら道具があっても、波、うねりが抑えられる中でしか体験ができないのであれば、北三陸では結局のところ、体験は漁港内でしかできません。
波が立つ、立たない、うねりが入る、入らないは地形の問題ですのでどうにかしようと思ってどうにかできるものでもありません。
この地域で、他の地域でもできるカヤックを、漁港内でやる必要はあるのだろうか。
ガイドという仕事に意義は持ちつつも、思う方向と求められるコトに開きがあるなぁと感じていました。
もちろん、どっちも大事にしなければいけないことは百も承知です。
しかし、2年間営業してみて、地形的に体験の催行が難しいこの場所で、
世の流れである「観光」「体験」そんな言葉に惑わされていたなぁとそんなことを思います。
多すぎるぐらいの課題と現状を目の当たりにしました。多すぎていったいどうしようと思うぐらいです。
私自身、北三陸エリアの海でガイドツアーをしていて、相変わらずの壮大さに毎度目を見張ります。
自然の壮大さは、危険の裏返し。
この場所は、一つの目指される場所なんだなぁとつくづくおもいます。
海のアルプスなんていうのは、まさしくその通りで。
自然の中で体を動かす心地よさを見つけ、継続したその先に目指される場所があるんだなぁと強く感じた1年でした。
悶々とした頭の中を整理して、ガイドとしての仕事も大事にしつつ、次なる挑戦もそそくさと計画中です。
しかし、間違いなく今年度中には実現できません。芽が出るまで、少しだけお待ちください。
私に声をかけられた皆様、ババを引いたと思わないでくださいね(笑)。
昨年6月に津軽海峡横断をし、ぽっかりと胸に穴が開いたようです。
あんなに津軽海峡はもう渡りたくないと思っていたのに、どうしましょう、また渡りたくなってきました・・・。
それでは皆様、力尽きないように余力も残して、変わらず遊び続けましょう!!
2022年もどうぞよろしくお願いします!!!