NEWS
早いもので
早いものでもう三月。
桜前線が発表され、気温は確実に春に近づき、天気図を見ても冬型の気圧配置が減ってきました。
この冬はもう少しのんびり、しっかり先のことを考えられるかなと思っておりましたがまさしく貧乏暇なしとはこういうことか、そんなことを体感している開業2年目です。
冬の仕事の在り方、とは、雪の降らない海辺の三陸で、永遠の課題なのではないでしょうか。
冬はどうやってフィールドと関わっていけるのだろうか、そんなことを真面目に悩んだ冬でした。
冬の間は、青森フィッシングガイドさんのもとでワカサギ釣り場の管理運営のお手伝いをしておりました。
いつかしてみたいな、と思っていた冬の風物詩でもあるワカサギ釣り。
普段しているカヤックとはまた違った視点でアウトドアの楽しみ方を知った気がします。遊びの幅が広がりました。
そして、常々思っていたことはなんの遊びでも同じです。
場を整えて手軽にできるようになった釣りではあるが、だからと言って釣れるわけではない。
しっかりと釣りあげるには、天気と、湖と、ワカサギとしっかり向き合わなければなりません。
凍った湖の上でドリルで穴をあけてテントを立てて竿を垂らす。
しかし、釣れなくてもそれだけで楽しいことがわかりました。笑
その非日常が大事なんですね。
自分の竿を持って、今晩のおかずを釣りに来た、という推定30代の主婦の方もいました。
一気に現実に戻されますが(笑)、その逞しさに感服です。
お金があれば何でも買えてしまうこの時代に、その姿勢は非常に大事な部分ではないでしょうか。
昔の当たり前は、今の時代に価値があることです。
自給自足も、何もないと呼ばれる自然の中で遊ぶことも。
少し鈍った感覚を取り戻しつつシーカヤックガイドとしての活動は4月下旬ごろから再開予定です。
ツアー料金の値段の改定はありましたが、大きくは変わらず営業していく予定です。
基盤を作るために奔走する時期は続きます。
水の上はまだまだ春は遠そうですが、陸の上はもうすぐ春です。
そろそろ、冬眠から目覚めねば。蓄えた脂肪も、燃焼させねば。
しかし、シーカヤックはダイエットには向かないアウトドアスポーツです。
シーカヤックに出会い、太った方は多いはずです。笑 (大津調べ)
さぁ、ランニングでもはじめようか。