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【北三陸エリア】フィールドワークの記録
2020.10 黒崎 アンモ浦の滝
北山崎展望台から黒崎にかけてのエリアが一番面白いエリアだという話は聞いていた。
その中の名所の一つ。
アンモ浦の滝。
岩手の親分ことMESA草山さんによれば、このエリアは感度の高い人は失禁してしまう聖域だ(笑)、と言っていた。
「アンモ」とはアイヌ語で、怖い、妖怪、化け物の総称。
この地名が付いたころからここは聖域だったのだろう。
その前の大断崖に胸打たれ失禁するほどの感動は得られなかったが(笑)、水量か、日の当たりようか、もしくは海が凪いでいるときか。
カヤックの上で失禁はしたくないが(笑)、是非、また訪れたいと思う。
2020.10 JSCA研修 外洋ツーリングにおける安全管理
宮城 アースクエスト 紺野さん
長野 一滴paddle&mounteingaide 中村さん
東京 パドルクエスト 堀川さん
神奈川 コアアウトフィッターズ 武田さん
宮城 なかのカヤック 中野さん
岩手 シーズン 鈴木さん
研修と言えども楽しい時間でした!ありがとうございました!
よければブログもご覧ください。
普代 夫婦岩
この2つの大きな岩の間には、しめ縄が張られていた。
東日本大震災にも切れなかったしめ縄だと言われていたが、気づけば切れてしまっている。
ましてや雨風に打たれ、波にもまれ、どれほどの負荷がかかっていただろうか。
いったいいつから張られていたものだろうか。
朽ちない物なんて何もない。
本当に、ここは海なのかと疑いたくなるべた凪の海。
【番外編】マリンローズパーク野田玉川
玉川海岸を漕いだ後は、マリンローズパークへ。
夏場でも、冷蔵庫の中にいるような快適な坑道。
男心をくすぐられる、昭和感たっぷりな場所。
半そで短パンでの散策は寒くて、お勧めしない(笑)。
北三陸の避暑地。
そして、野田村に降り立ったなら食うべしモノは、荒海ホタテ。
1枚300円は高い?はっきり言って、お値段以上です。
玉川海岸
開けた場所から、目を細めて先を見る。
何キロ先に見えるあの半島は、どこだろう。そんな感覚は日常では味わえない。
海のアルプスは、ここから始まる。
感じてほしいものは、カヤックの楽しみだけじゃなく。
海抜0mから見る北三陸という地の、壮大さ。
ここは、冒険の出発地。
岩泉・熊の鼻
最近読み進めていた著書 星野道夫「長い旅の途中」にこんなフレーズがあった。
「人が旅をして、新しい土地の風景を自分のものにするためには、誰かを介在する必要があるのではないだろうか。どれだけ多くの国に出かけても、地球を何周しようと、私たちは世界の広さをそれだけでは感じえない。が、誰かと出会い、風景ははじめて広がりと深さをもってくる」
今まで三陸道を岩泉で途中下車することはなかったけれども、確かにそのきっかけは人だった。
フィールド使用にはもう少し時間はかかりそうだが、トレイル・海路ともに魅惑のフィールドでもある。
そして、片方が毛嫌いするのではなく、お互いが配慮しあえる努力をすれば、いい方向に向かえると信じている。
結局のところ、フィールドの利用に関しては、信頼関係を築き上げることなんだと強く思う。
今回は熊の鼻の先を目指せなかったが、この先を見てみたい。