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みちのく潮風トレイル

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海のアルプス 北山崎

海抜200m級の大断崖が続く、海のアルプスこと北山崎。

なかなかの標高差、急登、急坂であるが海のアルプスと呼ばれることだけはある。

洞窟の先に見える景色は、どこか異国のフィールドを歩いているような気分になる。

陸路も、海路も。

一つの目指される場所だと再認識する。

しかし、海抜0mで仕事をするシーカヤックガイドにこの標高差はきつい(笑)。

2020-11-02 11:36:31
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2018.3 吉浜集落

「前方約二百米突吉浜

川河口ニアリタル石ナル

カ昭和八年三月三日の津

波に際シ打上ゲラレ

タルモノナリ」

重量八千貫

 

天災の記録が各地に刻まれていた。

奇跡の集落・吉浜。

 

トレイルが通っていなければ、きっと訪れることはなかっであろう場所。

歩いてよかった。

胸に染みる景色がいくつもあった。

2020-04-27 19:50:04
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八戸 種差海岸

6月下旬ごろからニッコウキスゲ、ノハナショウブなどが咲き乱れ、少し遅れてスカシユリが咲き、一気に色づくみちのく潮風トレイル・八戸区間。

花の渚とも呼ばれ、年間を通しておおよそ650種類ほどの花が咲き乱れる。

誰に言われるもなく、その時期になれば、勝手に。

トレイルヘッド・エンドである鮫・蕪島はウミネコたちで賑わい(8月中頃から2月中頃までは旅に出ています)、中須賀では花々が咲き乱れ、大須賀では鳴き砂、種差天然芝生地では壮大な芝生地。

10キロほどの区間に濃縮された変化ある景色。

特に6~9月ごろまでの種差海岸は爽快だ。

2020-04-25 15:10:21
階上町~洋野町

階上町~洋野町

あれ、鳥居が手前じゃなくて奥側にある?なんて思っていたら、

人ではなくて海から龍神様を迎えるための鳥居だそうだ。

昔の人たちは、心がきれいだったんだろう。

今、そんなことをしたら笑われてしまうんじゃないだろうか。

たこ神社、赤石のウタ、その他いろいろ、昔からの人と海との繋がりを垣間見れる伝説が多く残っている。

見どころというのは少ない区間かもしれないが、人と自然の繋がりを感じられる奥深いエリアだ。

2020-04-23 15:01:50
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昭和三陸大津波の碑

三陸沿岸各地で見るこの石碑。

”日本における近代的研究体制が整って初めての津波であったため、津波に関する数多くの研究調査が行われるとともに、

その成果に基づいて被害町村の復興計画が立てられ、多くの集落で復興が事業が実施され、三陸沿岸における津波防災の骨格が作られた。”

それが、昭和8年のことだそうだ。

三陸では30年に一度ほどの感覚で大きな地震が起こっている。

今作られたのは巨大な防潮堤。

日がたつごとに三陸の海岸線は姿を変えていく。

地震による被害をさほど受けていない私がいえることではないが。

海辺の町に住んでいながら、海との距離が遠ざかる現状が寂しい。

2020-04-16 12:13:03
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