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フィールドの記録

2020.6 山田湾
山田町の遊び人こと中島氏にアテンドいただいた。
出艇後、土砂降りの雨に見舞われる。
雨の中のカヤックは、全身の悪いものが洗い流されるようで気持ちがいい。なんだかすっきりする。
そして、岸べたを漕いでいる私たちはいつでも上陸し、避難できる場所がある。
カヤックでしか行けない浜がたくさんある。
断崖絶壁エリアの北三陸にはないモノをねだって南三陸に行く。
正直、こんな穏やかな海があるなんて、羨ましい。
でも、南三陸には断崖絶壁はない。
見たことなのない景色を求めて、ないモノをねだって、どんどん世界を広げていきたい。
岩手、リアスの海岸沿いのカヤッキングは岩手県のカヤックシーンの第一人者、釜石のMESAさんにどうぞ!

2020.5 八戸・蕪島
八戸にあるガイドショップRIVERRUNSさんと、ガイドトレーニングへ。
ウミネコのたちに見守られ、賑やかな八戸・蕪島周辺でインストラクションの見直しと、レスキュートレーニング。
私たちのような少人数しか受け入れられないサービスでは、機械的に仕事をすることは、まずない。
例えば、パドルの持ち方について。
この握る部分は「シャフト」と言って、ここが、「ブレード」です。
特定の年代に伝わっても、この説明で、子供に伝わるのか。
例えば、フォワードストロークが・・・と言って、そんな言葉が伝わるのか。
小人数しか受け入れられないからこそ、
来てくれた人たち一人一人にしっかり楽しんでもらうことができる、また、理解してもらえる、
そんな教養の部分も改めてしっかりしていきたいと思う。
教えることは、学ぶこと。
そんな言葉を思い出した瞬間。
北三陸は、GWが過ぎると徐々に新緑の季節に移りはじめる。

2019.10 碁石海岸
雷岩・乱暴谷。
洞穴に打ち付ける波の音。
この日は海象がいい日ではあったが、この状況でも驚いてしまうぐらいの音が鳴り響く。
波の打ち寄せるエネルギーの大きさに驚く半面、自然の荒々しさにうっとり。
岩と岩に挟まれる、こんな空間がたまらなく面白い。
隙間があったら入りたい。
相変わらず、どこを漕いでも楽しい三陸。

2020.3 西伊豆
皆ちりちりバラバラだけれども、同じ目的を持った同志&先輩たち。
きっかけはいつも当事業所も加盟しているJSCA(一般社団法人日本セーフティカヌーイング協会)からもらっている。
加盟する理由は人それぞれだと思う。私としては、一番の理由は、今も昔も、きっかけをもらえること。
今回は神奈川・コアアウトフィッターズ武田さん、現在無所属でフリーでワイルド系ガイド、そして絵本作家でもある笹島さん、静岡・アウトドアショップSWEN平口さん、宮城・なかのカヤック中野さん、そして私、北三陸OUTDOORSの大津。
また、現地のアウトフィッターである西伊豆コースタルカヤックス村田さん、藤本さんも一緒に遊んでいただいた。
こうやって過去の記録を見返した時に、自分にとって「忘れられない旅」の条件が見えてくる。
あそこの海を〇〇と漕いだ、あそこで〇〇に出会った、とか。なんならあそこの海ではあのカヤックに乗ったな、なんてことまで思い出せる。
それはやっぱり、人に関わった記憶だ。
こうやって時間があるとき、過去を振り返ってみると、いい気づきがもらえる。
人それぞれ記憶に残る条件は勿論違う。
北三陸OUTDOORSでは、そんな記憶に残るアウトドアトリップを、この場所で提供したいと思っている。
西伊豆の記録を、ブログでも紹介しています。
お時間あるときにでもご覧ください。

2019.6 宮城県石巻・ねこ島へ
昨年度、北三陸OUTDOORSでも加盟している一般社団法人日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)の研修へ参加した。
内容は、島渡における安全管理とプランニングについて。
難しいことはここでは書かないが、島渡後に飲む生ビールは人生史上一番おいしかった。
多分、ビールの銘柄じゃなく。
何をした後に飲むビールがうまいのか、そういうことなんだと思う。
以後、プランニングには生ビールの文字が出ないことはない。
翌日船酔い&2日酔いだったことは内緒です。