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みちのく潮風トレイル

2018.3 羅生峠
岩手県南のみちのく潮風トレイルを4泊5日で歩いた時の事。
山から山へ、陸から島へ、という経験はあるが、集落から集落へというのは初めての経験。
車が走り、道路は舗装され、トンネルは開通しているこのご時世に、その上の道を歩く。
きっと、時代を2つ3つ遡ればこれが当たり前のことだったんだろうなど思いながら。
途中、道にわからなくなり、本当にこれであっているのか?そう思いながらコンパスと地図を頼りながら歩く。
集落が見えてくると、ものすごい安堵感。
「人はかかわりを無くしては生きていけない」という言葉を思い出した。
ロングトレイルの醍醐味を少しでも感じることができた。
ハイテクとは無縁の冒険。いい道だ。
2020-04-16 11:36:50

2018.3 唐桑半島
ここで、リアス式海岸の湾内では初めて海の上に浮かぶ浜小屋を見た。
このような湾内じゃなければ見れない景色だろう。
スルーハイクを始めて3日目だったろうか。
でかい鞄を背負い、風呂に三日も入っていない無精ひげのおじさん?のことを通りすがる人たちはどう思っていたのかは知らないが、
一人でその景色に感動したのを覚えている。
相変わらずリアスの海は、優しい景色だ。
2020-04-27 20:39:56

2018.3 陸前高田
右を見ても、左を見ても、盛土。
そして、その中に唯一見えたものは奇跡の一本松。
周りに何もないからこそ、考えることが多いエリア。
今ではまた違う景色になっているようだ。
訪れるたびに変わっていく景色を、しっかり胸に留めたい場所だ。
2020-04-29 13:21:50