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自然環境

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海岸に打ち上げられるモノ

まずはじめに。決して何かを批判するわけではないことをご理解いただきたい。

地図にも「海岸」と名の付く場所に。

意図せずか、意図してかはわからないが、この海岸に打ち上げられている漂流物は9割が漁具。

海だもの、多大なエネルギーがかかり、かなりの負荷がかかっていることも理解する。

そして、隣には震災後に新しくなったキレイな漁港がある。

海岸の入り口には、かなり古いサーファーへ向けた看板がある。

きっとこの海岸は、サーファーに守られていたのだろう。

そして、地形が変わり、波が立たなくなり、ポイントではなくなった。

よくあることだ。

この海岸は、誰も関心がなくなり、ゴミだらけの海岸になった。

 

手を付けなければ自然は自然らしくある、なんていうのはあり得ないのかもしれない。

もはや、良くするのも、悪くするのも人の手なのだろうか。

空地になれば、草は伸び続ける。

あまり好きな言葉ではないが、人間関係で「いじられるうちが華」なんて言う言葉を聞くことがある。

関心を持たれているうちが華というのは間違いのない事だ。

 

だけれども、私たちは、遊びの部分であろうが仕事として海に関わっている以上、だれも興味を持たなくなってしまっても関心を持ち続けなければならない。

海の行く末を考えるのは、政治家でも研究者でもなく、行政でもなく、地域の海を生業とする人たちの責任なのではないだろうか。

2020-07-07 18:36:44
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山の中の廃バス

なぜこんなところにバスが??

山の中腹に廃バスが置いてある。

何十年も放置されているだろうマイクロバス。

屋根は雪の重みで穴が開き、錆び、木の枝は遠慮なく垂れ下がる。

自然とけんかをするつもりはないけれども、

「いかなる人間の英知をもってしても、最後に勝つのは自然だ」という言葉を思い出す。

2020-04-16 11:50:32
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台風一過後の海

パタゴニアの「社員にサーフィンにいかせよう-パタゴニア経営のすべて-」を読んだ翌日の出来事。

知識が一つつけば世の中の見え方がちょっと違って見える。

大雨でゴミが波に乗って打ち上げられ、よく見えるようになったいつもの海岸線。

雨によってちりちりバラバラだったものが、ただ一か所に集まってきただけ。

人工物や人の生活圏の中にいると、ごみはあまり気にならない。

ただ、僕らのような自然と街との境目にいる人々は、その景色に心を痛める。

最近よく聞くエコという言葉。あくまでも省資源で作られたもので、それがゴミになれば何の意味ももたない。

エコの商品をたくさん作って、たくさん捨てられたら、何も変わらない。

「消費者として、還すべき場所に還すのは最低限の責任」。

一回限りで捨てられてしまうモノたちを見て、パタゴニアの言う、「新品よりもずっといい」という言葉が胸にしみた。

本を1冊読んだぐらいでわかった気になってはいけないが、こんな景色を見てしまったら本の内容がよっぽど腑に落ちた。

2020-04-15 17:13:13
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